冠動脈CT・心臓MRI

冠動脈CT・心臓MRIとは?

冠動脈CT

冠動脈の検査には冠動脈CT、心臓MRI、冠動脈カテーテル検査の3種類があります。冠動脈カテーテル検査は入院検査、心臓MRIは冠動脈の分解能が若干弱いので、通常、冠動脈CTが第一選択です。飯田橋の心臓画像クリニックにて検査を実施します。冠動脈は1から15まで番号「AHA分類」があります。
・右冠動脈(RCA):#1-#4
・左主幹部(LMT):#5、左前下行枝(LAD):#6-10
・左回旋枝(LCX):#11-#15
狭窄なし(0%)、軽度狭窄(25%)、中程度狭窄(50%)、有意狭窄(75%)、完全閉塞(100%)で判定します。軽度、中程度狭窄は危険因子の管理、有意狭窄は冠動脈カテーテルの適応です。

心臓MRIは冠動脈、心機能、心筋、弁を詳細に評価する検査です。被爆なし、造影剤なし、心筋性状の情報が豊富です。冠動脈の分解能は若干劣るため、冠動脈CTを撮り直しになる場合があります。

心筋トロポニン迅速検査とは?

心筋トロポニン迅速検査とは心筋障害、急性心筋梗塞のマーカー検査です。採血後、最短15分で判定可能です。お茶の水循環器内科は心筋トロポニン迅速検査を常備、いつ受診してもすぐに検査が可能です。

冠動脈カテーテル検査・治療とは?

冠動脈の詳細な入院検査です。0%(狭窄なし)、0%超25%以下、25%超50%以下、50%超75%以下、75%超90%以下、90%超99%以下、100%狭窄(完全閉塞)で判定します。冠血流予備量比(FFR)測定、有意狭窄の判定の場合は血行再建の適応、バルーン拡張、多くの場合ステント留置を実施します。

冠動脈バイパス術とは?

冠動脈カテーテル治療では十分な血行再建が困難な場合、大動脈から直接血管をつなぎます。多枝病変、左主幹部病変が主な適応です。循環器内科と連携のもと心臓血管外科が担当します。

抗血小板薬2剤併用療法(DAPT)・抗血小板薬単剤療法(SAPT)とは?

・抗血小板薬2剤併用療法(DAPT):バイアスピリン、エフィエント(プラスグレル)、他
・抗血小板薬単剤療法(SAPT):主にバイアスピリン
ステント留置後は、通常、6-12ヶ月のDAPT、6-9ヶ月後に追跡冠動脈造影にてSAPT切り替えを判定します。お茶の水循環器内科ではカテーテル病院と積極的に連携、ステント留置後のフォローを実施中です。