心室期外収縮・上室期外収縮

心室期外収縮・上室期外収縮とは?

心室期外収縮

心室期外収縮・上室期外収縮とは健診の心電図異常で最も指摘されるものの一つです。誰にでもある正常範囲の脈のずれで、心臓に基礎疾患のない場合は特に治療は必要ないことがわかっています。

循環器内科を受診する意味は、心室期外収縮・上室期外収縮以外に治療が必要な不整脈がないか、心臓への負担、脈を調整しているホルモン、心臓の基礎疾患がないかをチェックすることです。ストレス、寝不足等で心室期外収縮・上室期外収縮は増えますが、あまりに頻発している場合は心臓に基礎疾患がないか調べるきっかけになります。

心室期外収縮・上室期外収縮の精密検査

心室期外収縮・上室期外収縮の精密検査は主に3つあります。

・ホルター心電図(必要に応じて):心室期外収縮・上室期外収縮以外に治療が必要な不整脈の有無を評価
・採血検査(必要に応じて):心臓への負担、脈を調整しているホルモンの異常の有無を評価
・冠動脈CT、心エコー(必要に応じて):心臓の基礎疾患の有無を評価

心室期外収縮・上室期外収縮の治療

心臓に基礎疾患がない場合、心室期外収縮・上室期外収縮は原則、特に治療の必要はありません。

ただ、人によっては強い動悸症状の原因となっている場合があり、治療法は3つあります。

1、生活習慣の改善:
ストレス、緊張、運動、過労、睡眠不足、季節の変わり目、飲酒、喫煙、カフェイン、栄養ドリンク等、悪化因子となる生活習慣を見直します。

2、抗不整脈薬:
メインテート(ビソプロロール)、インデラル(プロプラノロール)、β遮断薬はある程度自覚症状を和らげます。

3、カテーテルアブレーション:
強い苦痛を認め、根治を希望の場合、カテーテルアブレーション治療という選択肢があります。必要な場合、専門の病院へ紹介します。