甲状腺機能

甲状腺機能異常とは?

甲状腺機能異常には(1)甲状腺機能亢進症と(2)甲状腺機能低下症があります。動悸、息苦しさ、浮腫、不整脈、心不全の原因になります。

(1)甲状腺機能亢進症は「甲状腺ホルモン過剰症状」が出ます。心拍数増加、暑がり、平熱が高い、多汗、口渇、肌荒れ、手の震え、体重減少(食べている割に太らない)、活発、多弁、イライラしやすい、落ち着きがない、眠くならない、等

(2)甲状腺機能低下症は「甲状腺ホルモン欠乏症状」が出ます。心拍数低下、脈が大きい、息苦しさ、寒がり、平熱が低い、浮腫、乾燥肌、抜け毛、眉毛が薄い、体重増加(運動している割に痩せない)、脂質高値、血糖高値、血圧高値、便秘、声が低くなる、口調が緩慢、集中力低下、気力低下、疲れやすい、全身倦怠感、寝ても眠い、等

診断は採血です。スクリーニング検査として甲状腺刺激ホルモン(TSH)、精密検査としてfT3、fT4、抗TPO抗体、抗Tg抗体、抗TSH受容体抗体を追加します。

甲状腺機能異常の治療

(1)甲状腺機能低下症の治療は甲状腺ホルモン補充療法です。チラーヂン12.5、25、50、75、100、TSH値を見ながら調整、TSH値正常化後は定期採血フォローをします。

(2)甲状腺機能亢進症の治療は専門病院へ紹介、内服、放射線、手術があります。